ありがとう


あーっあ。

『くしゅんっ』

あーさむっ

「寒い?」

『ちょっとね。』

そういうと、理玖は
自分の腰に巻いていたコーン色で
すこし大きめのの上着を
私にかけた。


「もーすぐで、家だろ?
すぐに寝ろよ。」

『うん。。ありがとう…』

まだあって一日もたっていないのに

こんなにも、ドキドして

理玖の優しさにキュンっときて

理玖の甘い香りに

思わず

涙がでた。


「ん!?どうした?!」

『大丈夫だから…っ』

「あーっ…と…」

そーいいながら、そーっと
私を優しく抱きしめた。

そういうこと

やめてほしい。

あんたのせいなのに。
余計涙がでる。


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