神聖魔法団【下】
「お母さーん!黎兎が物騒なこと言ってくるー!!
怖いよぉ・・・」
自分で言っててアレだけど気持ち悪いね、うん。
「きっもちわる」
黎兎もそう思ったのか若干引いてる。
「あはは。もう2人は朝から仲良いわね。
今日、学校でしょ?まだ大丈夫なの?」
お母さんの言葉で私たちは行く準備をする。
「いつでも来ていいみたいだけど、もうそろそろ行くね!」
「わかったわ。お母さん今日夜勤だから夕飯よろしくね?」
「わかった!
黎兎、行くよ!」
黎兎の手を掴み玄関まで引きずる。
「いって!
引きずらなくても行くよ!」
靴を履き、鏡で髪型を確認。
「よし、おっけ」
黎兎も同じことをする。
「「いってきまーす!!」」
元気良く言い、家を飛び出した。