神聖魔法団【下】

テスト





side黎奈




はい、新学期がきたということは




必ずあるものをやらなきゃいけないよね。






私は今教室にいる。




ただいま帰りのSTです。




涯が前で話している。




この学園は出席番号というものはないから後ろと前には天音と黎兎がいる。





「明日は体力テストをやる。
動きやすい服を持ってくるように」





私の大嫌いなこと。






体力テスト・・・。





あれを行う意味が私には分からない。





理解しがたいね。




明日、休もうかな・・・。




「それと、もし明日休んだ場合別の日に行う。
サボることは出来ないから覚えておけ」




え・・・。




「最後の言葉は黎奈に言った言葉だろうな」



黎兎が振り向きながら言った。




私が黎兎を睨むと涯もこっちを見ているようだった。



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