神聖魔法団【下】



「おい」






突然後ろから声をかけられる。







「はい?」





返事をしながら振り向く。






こわーい顔をした黎兎くんがいました。






どうしたんだろう?






「全部口にでてるんだよ」






あら。



あーら、そうだったの。






それは悪いことしたわね。





「ごめん、わざと」




そう言って前へ向き直る。






「はぁ!?」




お怒りの声が耳に入ったけど無視。



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