神聖魔法団【下】
ガラッ
「・・・・・・」
ピシャン
「おい」
いきなり入ってきた眼つきの悪い生徒。
俺たちの姿を見た途端、黙ってドアを閉めた。
「はぁ・・・瑠雲、いいか?」
「ははっ。わかったよ」
立ち上がるとドアを開け
「おーい。炎虎なにやってるのー?」
眼つきの悪い生徒の名を呼んだ。
瑠雲の姿が廊下に消えた。
何やら話してるみたいだった。
待つこと3分弱。
瑠雲の後に続き部屋に入ってきた。
照れくさいのか頭をポリポリ掻いていた。