神聖魔法団【下】



涯に電話した日から2日経った。



母さんにあのことを伝えたら悲しそうな顔をしていたけど納得してくれた。




今日からまた1週間学校だ。



しゃきっとしなければならない。




だけど疲れがとれてないのか寝すぎたのか分からないけど眠たい。



欠伸が止まらない。



「はぁ~・・・」



「黎兎くん眠たそうだね。寝不足?」



今は生徒会室で残りの仕事を片付けているところだった。




隣に座って作業している天音が顔を覗き込む形で俺を見る。




「んー、ちゃんと寝てるんだけど眠たい」



「寝すぎなんじゃない?」


くすくす笑う天音にチョップをかまし仕事に戻る。



「あ、忘れるところだった。

黎兎、黎華さんのことなんだが皆反対はしなかった」




「はい?」



いきなり思い出したかのように言ったと思ったら今それですか!?



もっとこう、前置き的なのないのかな・・・。



たまに涯ってずれてるよな~。


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