神聖魔法団【下】



「綺麗な人だね。
私ビックリしちゃった」




「俺も。黎奈にそっくりだな」




「あの可愛さはお母さんに似たんだね」




「母さんは綺麗で父さんは格好いいんだよな。
本当、美男美女で子供の俺でもビックリだよ」




そんな話をしてると鼻歌をうたいながら母さんが戻ってきた。




「今焼いたばかりだから少し熱いかもしれないから気を付けて食べてね」




そう言いテーブルにクッキーを置いた。




『わぁ・・・』




色んな形のクッキーが皿いっぱいに盛られていた。




レーズンが入ってるのもあればチョコチップが入ってるのもある。



ココアのクッキーもあるしプレーンもある。




とにかく種類が豊富だった。



「えーっとジュースは皆オレンジジュースで良かったかな?
あ、涯さんはコーヒーでいいかしら?」




「あ、すいません。
ありがとうございます」



「私手伝いますよ!」



「大丈夫よ。座ってて」



飲み物を取りにまた台所に戻って行った。







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