神聖魔法団【下】
「なんだよそれ」
可笑しかったのか笑いだす炎虎。
「2人とも廊下なのに大きな声だすから恥ずかしかった」
「お疲れ、天音」
「ホントだよ、ふうくん。
疲れた」
大きな溜め息をつく。
「天音は2人のお母さんみたいだね」
瑠雲が微笑みながら言う。
「うるさい子供でお気の毒だな」
「ちょ!?
雷それは酷いでしょ~」
「本当のことだろ」
涯まで!?
「みんな言いたい放題言わないでよ~」
「そうだそうだ。
黎奈はまだしも俺はないだろ」