壱夜school life



「打ちところが悪かったそうだ。
身体も見ての通り衝撃が強すぎてボロボロだ。

君…名前は?」

優芽のお父さんからの質問。

「藤堂…壱夜と言います。」

「そうか!壱夜くんか!
俺の娘に恋してくれてありがとな!
そんな自分を責めるな!
優芽凄く怒るぞ?」


「そうね!優芽ならきっと怒るわね!ふふ!」



俺の暗すぎる顔に優芽の両親が
励ます。

自分たちのが辛いのに…


優芽…お前との幸せの時間は忘れない。

また次に…いつかは分からない次の恋が
来てまたお前みたいに大切な奴が出来た時に
お前との事を話して良いか?


ありがとうな!





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