叶うはずだった恋



 
全部の荷物が健斗の家、今から私の家にもなるところに入った。






「ありがとうございました」







業者の方にお礼を言って、去っていくのを見る。






「梨恵が来たらお昼食べに行こうか。それまで荷物片付けといたら」







「はい。そうします」





「敬語なくていいぞ」






苦笑いでお義父さんがそう言ってくる。






「…いいの?じゃあそうする」






お義父さんがそれを望むなら私は頑張ってそれに答えよう。














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