叶うはずだった恋






全部の荷物がリビングに運ばれていた。







「部屋持ってくの手伝う。どれ?」







健斗がダンボールの山を見ながら言ってきた。






「ありがとう。えっと、これと…これ」






すぐそばにあった小さい箱を指す。






「おう」






二つ一気に抱える健斗を見ながら、大きめの箱を一個手にする。







そのまま二人で階段を上がって、私の部屋に運び入れる。







その作業を後もう一回したら私の荷物を運び終わった。













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