妄想世界に屁理屈を。
◇◇◇
さて、我が家のバカっぷりをさらけ出すのはこのくらいにして。
学校では相変わらず幻のメイド探しが行われていた。
「いないっ!どこにいるんだ俺のメイちゃんっ」
「め、メイちゃん?」
紅太が叫んでたので問えば、
「幻の美少女メイドだよ!メイドだからメイちゃんなんだ、な!」
「おうっ!今日もメイちゃん探すぞーっ」
「うぉおおおおっ」
…熱くなってしまったクラスの野郎共。
昨日はどうやらコンビニの防犯カメラを捜索したらしい。
クラスにあのコンビニで働いてた奴がいたそうで、店長に口利きしたそうだ。
「ど、どうだったの…?」
恐る恐る聞いてみた。
よくみれば俺だとバレてしまう程度に、ゆーちゃんことメイちゃんは似ている。
「画質がむっちゃくちゃ悪いんだよ!ひどくない?」
「くそぅ…俺の見たものを念じて皆に見せてやれれば…」
「厘介がやむことない!ほら、似顔絵をがんばって描くんだ!」
…わあ、事態はどんどん可笑しな方向に行ってるみたいだ。
さて、我が家のバカっぷりをさらけ出すのはこのくらいにして。
学校では相変わらず幻のメイド探しが行われていた。
「いないっ!どこにいるんだ俺のメイちゃんっ」
「め、メイちゃん?」
紅太が叫んでたので問えば、
「幻の美少女メイドだよ!メイドだからメイちゃんなんだ、な!」
「おうっ!今日もメイちゃん探すぞーっ」
「うぉおおおおっ」
…熱くなってしまったクラスの野郎共。
昨日はどうやらコンビニの防犯カメラを捜索したらしい。
クラスにあのコンビニで働いてた奴がいたそうで、店長に口利きしたそうだ。
「ど、どうだったの…?」
恐る恐る聞いてみた。
よくみれば俺だとバレてしまう程度に、ゆーちゃんことメイちゃんは似ている。
「画質がむっちゃくちゃ悪いんだよ!ひどくない?」
「くそぅ…俺の見たものを念じて皆に見せてやれれば…」
「厘介がやむことない!ほら、似顔絵をがんばって描くんだ!」
…わあ、事態はどんどん可笑しな方向に行ってるみたいだ。