君の背中を見つめる恋
「え、香乃ちゃん!?どした?」
「…ふぇ、もうやだ………」
「!?」
剛志くんを見ると
張り詰めていた糸が
緩むみたいに安心して、
すがりつきたくなる。
こんなに痛くて
こんなに苦しくて
こんな気持ちを
唯一剛志くんと共有できる。
だからかもしれない…
あたしは剛志くんの
肩に頭を擦り付けた。
誰かに、
助けてほしかったんだ…
頭の中がぐちゃぐちゃで
突きつけられた現実に
心がついて行けない……
「…ふぇ、もうやだ………」
「!?」
剛志くんを見ると
張り詰めていた糸が
緩むみたいに安心して、
すがりつきたくなる。
こんなに痛くて
こんなに苦しくて
こんな気持ちを
唯一剛志くんと共有できる。
だからかもしれない…
あたしは剛志くんの
肩に頭を擦り付けた。
誰かに、
助けてほしかったんだ…
頭の中がぐちゃぐちゃで
突きつけられた現実に
心がついて行けない……