君の背中を見つめる恋
「だから、昔みたいに…」
「うん」
ゆっくりと言葉を選びながら話す中山くん。
あたしは中山くんをしっかり見つめながら
次の言葉を待った。
「普通っていうか、まぁあの頃みたいに話せたらいいなと思ってる…つーか…」
「………」
「俺が言うのも変だけど…」
…………え?
そ、それって
昔みたいに友達でってこと?
「仁科が嫌じゃなかったらでいいんだけど…。せっかくまた同じクラスになったんだし」
「……うん」
「うん」
すると中山くんは
席から立ち上がって。
「話はそれだけ。時間取らせてごめん。じゃぁ…また明日」
そう言うと
中山くんはそそくさと教室から出て行った。
「うん」
ゆっくりと言葉を選びながら話す中山くん。
あたしは中山くんをしっかり見つめながら
次の言葉を待った。
「普通っていうか、まぁあの頃みたいに話せたらいいなと思ってる…つーか…」
「………」
「俺が言うのも変だけど…」
…………え?
そ、それって
昔みたいに友達でってこと?
「仁科が嫌じゃなかったらでいいんだけど…。せっかくまた同じクラスになったんだし」
「……うん」
「うん」
すると中山くんは
席から立ち上がって。
「話はそれだけ。時間取らせてごめん。じゃぁ…また明日」
そう言うと
中山くんはそそくさと教室から出て行った。