君の背中を見つめる恋
着信の相手は剛志くんで。


本当に剛志くんは、

いつもいつもタイミングが
良すぎる。



『あのさ…香乃ちゃん、今日暇?』

「え、うん…暇だけど」

『じゃぁ、俺と遊ばない?』

「へ!?」



それってつまり…
デートに誘われてるとかですか?

香乃がピタッと停止。


「……」

『………もしもーし』

「あ、ごめん」

『…もしかして嫌?』

「そ、そんなことない!」
< 166 / 244 >

この作品をシェア

pagetop