君の背中を見つめる恋
午後12時50分。
駅前で剛志がキョロキョロと
辺りを確認。
日曜日だからか、
どこを見ても人で溢れかえってる。
ここを待ち合わせ場所にしたの、
間違いだったかな…
とりあえず、
駅前にある小さい噴水の前で
待つことにした。
「…………」
『仁科のこと好きなのか!?どうなんだよ!?』
頭に響く中山の声に
胸に何かがつっかえる。
お前に言われたくない、
それが俺の本音。
俺は、
本当に香乃ちゃんの側に
居たいと思った。
中山はグズグズしてたらいい。
いい加減な気持ちの奴に
誰かを想う資格なんて、
────ないのだから。
駅前で剛志がキョロキョロと
辺りを確認。
日曜日だからか、
どこを見ても人で溢れかえってる。
ここを待ち合わせ場所にしたの、
間違いだったかな…
とりあえず、
駅前にある小さい噴水の前で
待つことにした。
「…………」
『仁科のこと好きなのか!?どうなんだよ!?』
頭に響く中山の声に
胸に何かがつっかえる。
お前に言われたくない、
それが俺の本音。
俺は、
本当に香乃ちゃんの側に
居たいと思った。
中山はグズグズしてたらいい。
いい加減な気持ちの奴に
誰かを想う資格なんて、
────ないのだから。