君の背中を見つめる恋
「ん?あ、もしかしてあたし変?ギリギリまでどんな服がいいか迷っちゃって」

「変じゃないよ。可愛いし似合ってる」

「!?///」



つ、剛志くんて
こんなこと言う人だっけ?

香乃が照れて下を向いた。


な、何か変だな…

制服で会うのと
私服で会うのと、

着てるものが違うだけで
こんなに緊張するんだ…



「じゃぁ、行こうか」

「あ、うん」

「最近、この近くでジェラートの店出来たんだよ。暑くなってきたし、食べる?」

「え、食べたい!あたし甘いもの好きっ」

「はは、良かった」

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