君の背中を見つめる恋
やっぱりもう
付き合ってんのかな…


『俺が側に居るから』


そうだ…

阿部に任せとけば
いいじゃねぇか。

そう思うのに、


『中山くん!』



「っ、あー!!…まじで何なんだよ」


俺はフラフラしていて
いい訳ないのに…

いや、もうフラフラというより
傾き始めてる。



『8月2日』


この日、

俺は最低なことを
口走ってしまうかもしれない。


大事なものを、
無くすかもしれない…
< 181 / 244 >

この作品をシェア

pagetop