君の背中を見つめる恋
カタン…
突然の物音に
顔を上げると
中山が靴を履き替えていて。
バチっと目が合った。
タイミングよく
来るじゃん…
剛志がふっと笑うと…
「……俺、香乃ちゃんに告ったよ」
「え?」
「まだ、返事はもらえてないけど…多分無理」
「………」
「何でか、お前分かってる?」
剛志の鋭い目線に
中山が顔をそらした。
何で、俺にそんなこと
聞くんだよ…
「相川にさぁ、怒られたよ。俺たちは、香乃ちゃんをちゃんと見てないって。自分と向き合ってないって」
「………」
「お前…、香乃ちゃんが好きなんだろ?」
突然の物音に
顔を上げると
中山が靴を履き替えていて。
バチっと目が合った。
タイミングよく
来るじゃん…
剛志がふっと笑うと…
「……俺、香乃ちゃんに告ったよ」
「え?」
「まだ、返事はもらえてないけど…多分無理」
「………」
「何でか、お前分かってる?」
剛志の鋭い目線に
中山が顔をそらした。
何で、俺にそんなこと
聞くんだよ…
「相川にさぁ、怒られたよ。俺たちは、香乃ちゃんをちゃんと見てないって。自分と向き合ってないって」
「………」
「お前…、香乃ちゃんが好きなんだろ?」