私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
三橋くんのお部屋は結構整理されていて、
男の子の部屋じゃないみたいだった。
本棚が一番目についた。
少年漫画だらけかと思ったら小説ばっかりで……
結構読書家らしい。
お部屋は三橋くんの甘い匂いがして
オマケに、部屋の中にはいるだけでドキドキした。
「ほら、ちゃんと寝てなさい…ていうか、一人なの?」
「ん?両親は仕事。妹がいるんだけど学校だよ」
三橋くんはベッドの中に入りながらそう説明した。
「そ、…ご飯食べた?」
すると三橋くんはにっこりと笑って「ううん」と答えた。