私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
「んだよ…お前のせいじゃねぇって…」
三橋くんは広い空を見ながらそう言った。
私はその三橋くんの横顔を見つめた。
ムカつくくらいめちゃくちゃ綺麗で整っている顔…
「三橋くん…」
「ん」
「さっきの子ね…あたしの2つ年上のお姉ちゃんなの。」
私がそういうと三橋くんは一瞬驚いて私の顔を見つめた。
「暗字さんだけじゃなかったのか…?」
私はコクリと頷いた。
なんで…こんなに私は自分の事を三橋くんに話たがるんだろう…。
今まで、織絵以外に自分の事情を話すことなんてなかったのに