私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎



すると織絵はにっこりと笑った。


「それはね……恋、よ♪」

「びぇあ?!……って…あ…」

「何変な声だしてんのよ」


わわ…

思わず声がひっくり返ちゃった…っ!


私は口を手で抑えた。


「これだから…恋愛初心者は…気がつくのに時間がかかるのよね?」


織絵は腕を組んで「ふふん」と得意気にしている。


「ま、ついに気がついちゃったみたいだけど?」


「べ、別に私は…そんなつもりじゃ…」


私は否定しようとした。

だって、第一に…相手は三橋くんよ??そんなわけないじゃない?

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