私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
なんて思いながらも私はお店を出た。
すぐに織絵と別れた。
私の家はここから遠くはないんだけどね。
重い気持ちでとぼとぼ歩いている………と!
「僕のお願い通り、水色のドレスなんだね〜可愛かったよ?」
聞きたくない悪魔の声が聞こえるんだけど…
幻聴ですか?
そうですよね…。
そうだって信じたいです。
私は恐る恐る振り返った。
「ーやぁ、藍裡ちゃん!」
「なんでいるの?!チャラ男!!」
思わず大きな声を出してしまって周りの視線がこっちにくる。