私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎



元から私は…この靴を返して欲しくて……


私が三橋くんと一緒にいたのは全部この靴を返してもらうため。



返してもらったら……私は三橋くんのそばにいる理由は無くなる。



迷ったけど私は近くにあった椅子に腰をかけてそれを履こうとした。

でも、私の手は三橋くんの手によって止められた。


「な…に…」

「履いて欲しいのは…それじゃないよ」

< 202 / 226 >

この作品をシェア

pagetop