私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
三橋くんはそう言ってにっこりと笑った。
意味がわからなくて私は三橋くんの顔をじっと見つめた。
すると三橋くんは後ろからあるものを取り出して私の目の前に差し出した。
「え…?」
私は驚きのあまりに手を口にかざした。
「僕は…シンデレラ(キミ)の王子様になりたいんだ」
三橋くんの手の中にあったのは…
本物のガラスの靴だった。
透明でそれでも綺麗な水色に光っていて頭に小さなハート型がついてる。
本物のシンデレラの靴のようだ。