私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
「それが…もし、別のお話だったら?…貧乏なシンデレラはなぜあんなにも王子様の城にいきたがっていたのか……。どうして、踊ってても脱げなかった靴が最後の最後で脱げてしまったのか……。それには…裏に理由があったからでは…??」
少女は「ふふふっ…」っと笑って右手をすっと伸ばした。
すると、周りは真っ暗になって
バッと青い光が少女の後ろ側に移される。
そこには、綺麗な少女が綺麗な"白い"ドレスをまとっていた
真白な肌に肩下まである綺麗な髪の毛。
その子も藍裡と名乗る少女に負けないくらい綺麗な顔だった。