私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
少女の笑いがそこから消え静かになるとと今度は「ぱちぱち」と手を叩く音が響いた。
すると、少女の顔もパッと明るくなった。
「織絵ちゃん!!最高!みんなも良かったわよっ!」
「はい!!ありがとうございました。」
こんにちわ。私は、萩中織絵。
17歳です。
「織絵!凄かったよ!すごい演技力ね!」
私の親友、藍裡は私をぎゅっと抱きしめた。
そう、今まで私達は来週の『演劇』のために舞台を練習していたの。