私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
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「へぇ…で、結局はみつかんなかったって?藍裡もドジっていうか、なんていうか…」
「あーはいはい…」
「バカ?!」
「うっさい!!!」
声をあげて笑う織絵。
プロムに次の日、私は朝早くから学校にきていろんなところで靴を探した。
それでも見つからずに、月曜の朝になってしまった。
「もう…どうしよう……」
「あれって、藍裡にとっては大事なものなんでしょ?」
私は静かに頷いた。
そう、あれは大切なもの。