私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎



「ふふ、嘘だよ。今日はコレで勘弁してあげる」



そう言って私の左手をとってそこに軽くキスを落とす。


なにこれ…。



それだけなのに、胸がドクンとなったような…



「ふっ、なに?照れてるの?」

「照れてない!!」


私はバッと背を向けた。


「もう、お昼休み、終わるから。私行く……。じゃあね。」



私は三橋くんの顔も見ずにそのまま屋上を後にした。

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