私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎


すると、渉さんも暗字おねえちゃんもにこっと笑った。


「藍裡の彼氏??」


お姉ちゃんはそう意地悪く笑う。

私は両手を一生懸命にふった。


「違うからっ!!!」

「ふふっ、藍裡ちゃんもそんな年だもんね」

「ち、違いますからっ!!そんなんじゃありませんよっ」


私は慌てて否定すると渉さんも声を出して笑った




「じゃ、藍裡ちゃんはお姉さんと出かけるんでしょ?じゃーね」

「え?渉さん…一緒にいかないんですか?」


私が聞くと渉さんは悲しそうに笑った


「うん、オレも行くとこがあるからね。じゃ…気をつけてね」



渉さんはそういって校舎に戻って行った。

< 83 / 226 >

この作品をシェア

pagetop