私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎
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というわけで、私は三橋くんの家の前で
インターホンを押すか押さないか…
かれこれ10分経過。
「ってか…なんで、私が来なきゃいけないのよ…もう……はぁ……。」
私はグッと決意を固めた。
「よし、様子見てすぐに帰る!頑張れ、私。」
私は目をぎゅっとつぶってインターホンを鳴らした。
ピンポーンという音が響いて足音がしてくる。
ガチャっという音ともにドアが開いた。