もう恋なんてしたくない
第二章 事の始まり
「あ、雅樹ちゃん、おはよ!」
私が、校門をくぐると、そこには青山先輩がいた。女バスのキャプテンでもあり、すごく優しい先輩だが、下の名前は…。忘れてしまったけど、ま、いっか…。
「あ、おはようございます」
得意な作り笑いを浮かべ、頭を下げると、私は急ぐように先輩の前から過ぎ去った。青山先輩は、優しいし、人気者だけれど、人気者な分、いろんな人からいろんな話を聞くようで、それをいろんな人に話したがるタイプだ。だから、友達も多いし、雰囲気も明るいけど、しゃべることが好きじゃない私にとって、相槌をとるほどキツいものはない。今日も捕まらないように、そそくさとその場を立ち去った。
「まっきー!おっはー」
靴を下駄箱に入れたとき、誰かから方を叩かれ、振り向くとそこには、牧山あおいちゃんが立っていた。この子は、私の唯一の小学校からの友達。何かと、私と関わることが多く、自然と同じ高校にも進んだ。私が中学生の時、不登校になったときも、一番支えてくれた。私はあおいに心の底から感謝している。まっきーと呼んでくれているのもあおいだけで、私が呼び捨てでよんでいる友達もあおいだけだ。
「あおい!昨日のCD返すね」
私は昨日借りた、アイドルのCDをあおい返した。私はかなりのアイドルオタクだ。不登校になったとき、現実逃避でアイドルにはまり、それからずっとあるグループが大好きなのだ。
「いいよ、また別のもかすね!」
「ありがとー」
私が心置きなく話せるのもあおいにだけ。朝から少しいい気分で教室に入った。
私が、校門をくぐると、そこには青山先輩がいた。女バスのキャプテンでもあり、すごく優しい先輩だが、下の名前は…。忘れてしまったけど、ま、いっか…。
「あ、おはようございます」
得意な作り笑いを浮かべ、頭を下げると、私は急ぐように先輩の前から過ぎ去った。青山先輩は、優しいし、人気者だけれど、人気者な分、いろんな人からいろんな話を聞くようで、それをいろんな人に話したがるタイプだ。だから、友達も多いし、雰囲気も明るいけど、しゃべることが好きじゃない私にとって、相槌をとるほどキツいものはない。今日も捕まらないように、そそくさとその場を立ち去った。
「まっきー!おっはー」
靴を下駄箱に入れたとき、誰かから方を叩かれ、振り向くとそこには、牧山あおいちゃんが立っていた。この子は、私の唯一の小学校からの友達。何かと、私と関わることが多く、自然と同じ高校にも進んだ。私が中学生の時、不登校になったときも、一番支えてくれた。私はあおいに心の底から感謝している。まっきーと呼んでくれているのもあおいだけで、私が呼び捨てでよんでいる友達もあおいだけだ。
「あおい!昨日のCD返すね」
私は昨日借りた、アイドルのCDをあおい返した。私はかなりのアイドルオタクだ。不登校になったとき、現実逃避でアイドルにはまり、それからずっとあるグループが大好きなのだ。
「いいよ、また別のもかすね!」
「ありがとー」
私が心置きなく話せるのもあおいにだけ。朝から少しいい気分で教室に入った。