もう恋なんてしたくない
まぁ、それはしかたない。
「キーンコーンカーンコーン」
チャイムがなった。あっという間に9時だ。授業が始まる。私は重い腰をあげ、すみれちゃんの席を離れた。さすが、ボスだなって思う。会話が終わるまで、皆がすみれちゃんの席を離れることはない。私も、もちろんそう。雰囲気をよんで、一緒にいる。おかげで重いバックを持ったまま、話に付き合わなきゃならない。めんどくさい女だ。

 今日の一日は長かった。授業中は眠気との戦いで終わり、昼休みはすみれちゃんに話を合わせながら終わった。
 私は部活大好きっこなので、部活が始まるまでがすごく長く感じる。体育館へ向かう足取りがすごく軽く感じる。私はスキップしかけながら、体育館に入った。
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