森に抱かれて

「コースター使わせてもらう代わりに、お客さんが来始めたら、ここで佐藤さんの商品も売る事にしてたんです」

「あ、そうなんだ」

「まぁ、お客さんが来ないんで、売れる状態じゃないんですけど…」

「だけど、人にさせるとなると、準備とか、イロイロ大変だろうし…」

「しんちゃんがいるから大丈夫。手伝ってくれるさ。ね、しんちゃん」

「あ、はい。もちろん。佐藤さん、やってみましょうよ。体験して興味持ってくれたお客さんだったら、佐藤さんの商品も沢山買ってくれるかも知れませんよ」

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