森に抱かれて

「そうだ、そうだ。元々ここでしんちゃんに喫茶店させたのお前なんだからな。協力して当たり前だ」

「…」

「お願いします、佐藤さん。チラシやホームページの方は、私が作りますので」

「…わかったよ」

「よーしっ、そうこなきゃ」

「ありがとうございますっ」

「でも、俺も人に教えた事なんてないから、どんな風にやればいいか考える時間はくれよ」

「もちろん、もちろん。それは、お客が楽しめるように良く考えてくれ」

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