森に抱かれて

次の日。予定通り、ゴミ捨て等をこなし、荷物を愛車の軽自動車に積み込み、荷物ギュウギュウで車体が少々低くなっている運転席に乗り込む。

「よ〜し、出発っ!」

なんか、ワクワクしてきた。こんな気持ちになるのいつ以来だろ。

車をあの山奥のペンションまでひた走らせる。

そろそろ、この辺りだったと思うんだけど…。途中からほとんど景色変わんないから、距離感わかんないや。あっ!あった!

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