森に抱かれて
「…確かに」
認めるんかいっ。
「はぁ…、なんか今日は疲れたんで、その話は明日聞きます」
智子は立ち上がってトレーを取ってきて、食器を片付け始める。
「そっか。今日はシンイチにも慣れない事手伝って貰ったからね。お陰で8人もでどうなるかと思ったけど、文句も出ずに上手くいったよ。ありがと」
この笑顔。
「…役に立てたのなら、良かったです」
「じゃ、明日ね。おやすみ」
佐藤はそう言うと部屋に戻って行く。