森に抱かれて

「あっ!」

「うわぁ〜っ!」

バッ!と背後のドアが開らくと同時に聞こえた声に驚き、思わず大声を出して振り返る。

「あ、佐藤さん」

ビックリしたぁ。

「…」

ん?なんだこの間は。ひょっとして、忘れられてるパターン?

「おおっ!掃除請負人っ!」

ん〜、そんな認識かぁ。

「いやぁ〜、ホントに来たんだぁ」

やっぱり、ダメか…。

「あれ?荷物は?」

え?

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