あの丘の上で【上】


「暗部は、僕にも任せてくれ。
これでも、かなりの力、あるからね?
頑張って、雪菜。」


笑顔で、頷けたかな?


「桜ちゃんと秋くんにだけ、声をかけていいですか?」


「…行ってきなさい、ここで、待ってるから。」


そして、私の頭を撫でてくれたアレン兄さん。


その言葉に、頷いて、部屋を飛び出した。

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