あの丘の上で【上】


「ありがとう、秋くん!」


そのまま、秋くんに抱きついた。


本人が認めてくれなくても、私は秋くんの娘だ。


「雪菜ちゃん、お待たせ!」


そう言って、桜ちゃんが大きなトランクを持って、リビングに入ってきた。

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