つよがり。



私は校庭に

軽く走りながら戻っていく

悠隼の背中を見送った


そして私も

その背中を追うように

校庭へと向かった


このときすでに

北斗は自分の練習を

始めていたが

常にどこかでしっかりと

悠隼のことを気にかけていた



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