つよがり。



しかしどんなにごまかそうとしても

なつきにはごまかしきれないだろう


俺はなつきから逃げるように

悠隼のところに戻った


悠隼は俺が戻ってきたのにも

気が付かなかった

俺が声をかけると

笑顔を向けてごまかそうとしていた


さすがに何年も

悠隼の幼馴染をやってきたから

この笑顔が嘘なのも一目見ればわかる





< 84 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop