きっかけは復讐から
門に立ち尽くす私にまるで珍しい生き物でも見るかの様な眼差しを送ってきた

『ふぅ、よしっ急ごう』

1人事を言いながらクラス表をみて、足早に自分のクラスに行った


ザワザワっ

(結構来てるな〜、自分の席わ…真ん中か、微妙だな)

自分の名前が貼られた席に着くと

チラチラこっちを見ながら何か言ってるのが聞こえてくる


『何あの子、やばくない?笑』
『髪で顔見えないとか怖いー』
『だっさー。』


(はぁ、入学してすぐこんなんだと気が思いやられるな…)

聞こえないふりをしながらボーっとしてると担任らしき女人が入ってきた

『皆さん、出席番号順に並んで体育館に行きます!』


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