今日もキミと空を仰ぐ
それから小一時間ほど、三人で宿題をしたりお喋りをしたりして過ごした。
夕暮れってすごく早いもので、ちょっと暗くなってきたかな?って思ってるとすぐに真っ暗になっちゃう。
もう7時過ぎちゃったかな…。
今日は少し話しすぎたかもしれない。
今度から気をつけなくちゃ。
私ははしごを降りればもう家だけど、二人はバスに乗って帰らなきゃいけないんだもの。
二人の帰りが遅くなって、ご家族に心配をかけてしまうかもしれない。
「じゃ、またなー」
「バイバーイ。明日ね!」
私の家の前で別れると、二人が見えなくなるまで見送った。