ママと呼ばれたい ~素敵上司の悲しすぎる過去~
「まみちゃん、おはよう」
「おはよーごじゃいまちゅ」
まみちゃんは、少し舌足らずではあるけども、しっかりと私にご挨拶をしてくれた。なんていい子なのかしら……
「楠君、遊園地へ行くと言ったけど、テーマパークとかではないんだ。まみはまだ小さくて、絶叫マシンとかは到底無理だからね。近所の児童公園みたいな所でいいんだ。誤解してたら申し訳ないけど」
「い、いいえ。そうですよね。全然大丈夫です」
と言ったものの、実はちょっと誤解してたりして。でも、新藤さんやまみちゃんと一緒なら、どんな所で何をしても楽しいと思うから、児童公園でもどこでも、私的には全く問題なかった。
「そうか。と言っても、あまり近所じゃ人の目があるだろうから、しばらく走ってから探そうと思う。いいかな?」
「はい。お任せします」
「うん。じゃあ出発するよ」
新藤さんの運転で、私達を乗せた車は静かに走り出した。今日は12月だと言うのに陽射しが柔らかくて穏やで、お出掛けにはうってつけの小春日和だ。
「おはよーごじゃいまちゅ」
まみちゃんは、少し舌足らずではあるけども、しっかりと私にご挨拶をしてくれた。なんていい子なのかしら……
「楠君、遊園地へ行くと言ったけど、テーマパークとかではないんだ。まみはまだ小さくて、絶叫マシンとかは到底無理だからね。近所の児童公園みたいな所でいいんだ。誤解してたら申し訳ないけど」
「い、いいえ。そうですよね。全然大丈夫です」
と言ったものの、実はちょっと誤解してたりして。でも、新藤さんやまみちゃんと一緒なら、どんな所で何をしても楽しいと思うから、児童公園でもどこでも、私的には全く問題なかった。
「そうか。と言っても、あまり近所じゃ人の目があるだろうから、しばらく走ってから探そうと思う。いいかな?」
「はい。お任せします」
「うん。じゃあ出発するよ」
新藤さんの運転で、私達を乗せた車は静かに走り出した。今日は12月だと言うのに陽射しが柔らかくて穏やで、お出掛けにはうってつけの小春日和だ。