ママと呼ばれたい ~素敵上司の悲しすぎる過去~
「ちょくちょくまみを見てもらってるしね」
それは確かにあると思う。他に頼める人はいない、と新藤さんは言っていたし。私が代わりたいけど、そうも行かないしね……
美沙さんについてはモヤモヤするけど、私にはどうする事も出来ないのかなあ……
あ、そうだ。あの事を謝らなくちゃ。恥ずかしいけど……
「新藤さん、私もごめんなさい」
「ん? 何の事かな」
「お気付きだと思いますけど、私、新藤さんが寝ている隙に、その……」
さすがに“キスをした”とは言いにくかった。
「ああ。僕こそごめん」
「え?」
やっぱり新藤さんは気付いていたらしい。でも、どうして新藤さんが謝るんだろう。私が一方的にした事なのに……
それは確かにあると思う。他に頼める人はいない、と新藤さんは言っていたし。私が代わりたいけど、そうも行かないしね……
美沙さんについてはモヤモヤするけど、私にはどうする事も出来ないのかなあ……
あ、そうだ。あの事を謝らなくちゃ。恥ずかしいけど……
「新藤さん、私もごめんなさい」
「ん? 何の事かな」
「お気付きだと思いますけど、私、新藤さんが寝ている隙に、その……」
さすがに“キスをした”とは言いにくかった。
「ああ。僕こそごめん」
「え?」
やっぱり新藤さんは気付いていたらしい。でも、どうして新藤さんが謝るんだろう。私が一方的にした事なのに……