ママと呼ばれたい ~素敵上司の悲しすぎる過去~
「私はね、黄色信号じゃないかと思うの」
「黄色……?」
「あるいは赤かも」
「え?」
「初めてまみちゃんが発した信号じゃないかと思うのよ。それも切羽詰まって」
「そんな……」
「いきなり変な事を言うようだけど、予兆があったの」
「予兆、ですか?」
「そう。このところ、まみちゃんの元気がなかったのよ。ご飯はあまり食べないし、おやつもあまり……。あの子が大好きなプリンを残した時は、どこか具合が悪いんじゃないかと思ったわ」
「はあ……」
「考えてみたら、ちょうどあの頃からなの」
「あの頃?」
「そう。美沙さんがお迎えに来るようになった頃から」
「…………!」
美沙さん!?
そうだわ。きっと美沙さんが絡んでるに違いないわ。
具体的な事は分からないけど、まみちゃんの異変には間違いなく美沙さんが絡んでる。私はそう思った。
「黄色……?」
「あるいは赤かも」
「え?」
「初めてまみちゃんが発した信号じゃないかと思うのよ。それも切羽詰まって」
「そんな……」
「いきなり変な事を言うようだけど、予兆があったの」
「予兆、ですか?」
「そう。このところ、まみちゃんの元気がなかったのよ。ご飯はあまり食べないし、おやつもあまり……。あの子が大好きなプリンを残した時は、どこか具合が悪いんじゃないかと思ったわ」
「はあ……」
「考えてみたら、ちょうどあの頃からなの」
「あの頃?」
「そう。美沙さんがお迎えに来るようになった頃から」
「…………!」
美沙さん!?
そうだわ。きっと美沙さんが絡んでるに違いないわ。
具体的な事は分からないけど、まみちゃんの異変には間違いなく美沙さんが絡んでる。私はそう思った。