年下男子注意報発令中!






「せーんぱい。」


ぽん。




あたしの肩に手が乗った。


…。この手、見たことある。


たしか、授業に遅刻しそうになったとき……、

気がついた瞬間、あたしは振り返った。





「あ!あのときの!」


「おもいだしましたか?先輩。」




ど、どうしてここに!?




「あたし、名前も言ってないのにどうして!?」


「これですよ。」



あたしに差し出されたのは……あたしのケータイ。





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