年下男子注意報発令中!
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「わぁ、遊園地だぁ!」
あのあと追いついて案内してくれたのは、最近できた遊園地だった。
あたしとっても行きたかったんだよね!家からちょっと遠いから行きにくかったし…。
「楽しそうですね、先輩」
「うん、遊園地なんて一年ぶりくらいだよ!」
「よかったですね」
地図を開いてどこに行こうか悩みそうになるけど…。
「やっぱスタートはジェットコースターだよね!」
「ふふ、どっちが年上かわかりませんね」
水城君のせりふは普段だと反応しちゃうような言葉だったけど、あたしはそれがどうでもいいくらいはしゃいでいた。