【短編集】stars★

別に怖くなんてないけど。

「…とびきり甘いミルクティーが飲みたくなったからかな」

あたしは笑った。

なんかおかしくなっちゃった。

明日は拓真と別れよう。
「明日も行くから」

「はい」

「…何で敬語に戻ってんの?」

「芽衣さんは年上ですから」

そう言って涼クンは帰った。

「芽衣はそれでいいの?」

「うん。いいの」

大学の食堂で由佳に相談した。

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